吉祥寺アップリンクで月極オトコトモダチという映画を見てきた。
自分はわりと男友達が多い方だから主人公の心の揺れとかがよくわからないな、と思った。
どこが友達の境界線になるのか、という境界線を見つけるという名目でレンタル男友達と主人公が手を繋ぐ、キスをする、セックスをするの3段階にわけて確かめてみようって話をして実行にうつすシーンがあるんだけど
自分は男友達とセックスをしても友達でい続けられるな、と思うし実際そうなので、そこで線引きをしてしまうことに共感はできなかった。
キスとかセックスをする、という行為はそんなに重要なのかな、わからないけど。
こないだ男友達の話を男の人としたんだけど、わたしは本当に対等でい続けたい人とは絶対にセックスしないという話をして、それはセックスをしてしまうと男と女という性別での関係になってしまう気がするから、、、みたいなことを言った。対等でなくなってしまう気がするから嫌なんだ、みたいな、あれ〜これって前述していたことと相反してしまうかな?うーん、友愛と性愛の話は難しすぎる。永遠に答えが出ないからこんなにもみんなが興味を持つ事柄なのかなとも思うな。
みんなはどうですか?絶対にずっと付き合っていきたい人とセックスできますか?
まあわからないよね〜。
吉祥寺から中野に帰ってきて、駅の中を歩くたくさんの人たちを見たらすごい複雑な気持ちになった。こんなにいろんな人たちがいて、その人たちの人生の主人公はその人たちで、主人公ってめっちゃいるんだなと思った。
男女4人グループではしゃいでる大学生も、付き合ってないけどいい感じっぽい社会人男女2人組も、ホームレスも、大きい荷物を持って大変そうな外国人も、みんな主人公ということ、結構考えるとつらいな。なんでつらいのかはわからない、言語化できないけれど。
映画を見ると感情移入してしまうこと結構あるけど、やっぱり映画の中で描かれている主人公はわたしたちで、どこかでそういう人生を歩んでいたかもしれないって思うから感情移入してしまうんだよな〜
だから物語が好きだなと思う、あれは他人のことでそしてわたしたちのことでもあると思えるから。
早く俯瞰して報われたいね。