文学フリマ無事終了しました!
来てくれたみなさん、買ってくれたみなさん、各位ありがとうございました...
----以下感想----
ハモネザというのはそもそも2020年2〜3月あたりに、わたしが2年前くらいに付き合っていた元カレと久しぶりに飲んだ時に文集でも出したいね、それで文学フリマに出たいねと話して組まれた4人組だった。(今は3人になっちゃったけど...)
その元カレもブログだったり大学のサークルでZINEを作ったりしている人だったので、こういう本を作ることをわかっている人が1人はいるという安心感と、地方と東京について同じくらい考えているということを知っていたのでしっかり気持ちを入れて取り組もうとなったのだ。
そもそも2020年の目標の一つに「自分の本を出す」ということを掲げていて、この文集でそれを達成できればいいなとも密かに思っていた。(メンバーには伝えていない)
最初に決めていたのは地方出身者で、地方と東京にまつわる文章を書いて文集にしようということだけだった。そのためにわたしは大学の先輩であるおにぎり・おいしいちゃんに声をかけ、おにぎり・おいしいちゃんが友人のアース沼に声をかけてくれて、4人となった。
写真を入れたりするのか?文だけの文集にするのか?本当に4人でいいのか?東京の街にだけフォーカスして文章を書くか?とかいろいろスタートは試行錯誤だったけど、1番悩んだのはサークル名だった。
大学のサークル活動でやってるわけでもないし、もともと4人でずっと活動していたわけでもない、3月に突然組まれたグループに名前をつけるという行為がとても難しかった。
最初はわたしが考えた「東京生活倶楽部」というダサダサなんちゃってサークル名にしていたが、文学フリマ申し込みにあたり「さすがに東京生活倶楽部はダサすぎないか?」という話になり、いろいろウーンと考えたところ、考えることをやめ普通に居酒屋で飲んでしまった。思考を放棄するのには酒が1番ということをわたしたちは知っていた。
始まりの串揚げの四文屋(in中野店)にて、最近見た夢の話になった。友達を殺したり、銃で撃たれたりする夢の話をみんなが語る中で、わたしはこれまで見た夢の中で2回行ったことのあるカレー屋に今日も行き、ようやくカレーを食べれたという話をした。そのカレー屋の名前が「ハモネザ」だったのだ。
今まではハモネザに行ったことは覚えているが店の名前を覚えることはできなかったし、カレー屋なのになぜか泡盛しか残ってなくてカレーを食べれなかったことだけを覚えていた。それが3回目にして、ハモネザという看板を目にして、朝起きて思わずgoogleで検索してしまうくらいだった。わたしは現実でもあのカレー屋を知っているのだろうかを確認したかった。検索ヒットは0件。ハモネザという言葉はインターネットにはなかったのだ。
その話をすると、みんなが「それいいじゃん。検索0件だと他と被らないし、東京ってなんか夢っぽいし」と話していて、満場一致でハモネザとなった。
今ではとても気に入っている。
-------以下夢の話-------
夢の中でわたしはアパートの2階の階段を駆け降りる。歯医者の帰りなのだ。
アパートの駐車場を抜けて、左にずっと行くと三叉路がある。T字路ではなく三叉路なのだ。
三叉路沿いにハモネザがある。
KEYCOFFEEの看板みたいな四角い看板が置いてあって、ハモネザと記されている。店の入り口はビニールで、透明な引き戸もある。なんかおばあちゃんちの倉庫みたいな感じ。
平日なのにテーブルは結構埋まっていて、メニューは泡盛とお刺身とカレーしかない。カレー屋なのに泡盛ってなんなんだ。
とりあえずカレーを頼むといつも「あ~、カレーもう終わっちゃったんですよね」と言われる。仕方ないので泡盛でも飲むか。ブラウン管テレビからは競馬中継が流れている。
-----以上夢の話------
そうこうしてハモネザは始動し、原稿が間に合わない、元カレが音信不通となり実質抜ける(ちょうどテラスハウスでも快が卒業していた時期なのでその後快と呼ばれるようになる)、本の作り方がわからない、ウワーンとなったりしていたが、なんとかなった。
人生はなんとかなる。なんかやばいかもしれなくなってもなんとかなる。
ハモネザのおかげでうまいお酒が飲めた!
ありがとう。
-----以上感想・以下宣伝---------
買ってくださった心優しいみなさんより、随時感想・ご指導・ご鞭撻のほど募集しております~
メール:hamoneza★gmail.com
★→@にしてね(これってなんでこれやるんだっけ?)
通販も始まりました〜
どこからでも購入できます。
おにぎり・おいしいちゃんが作ってくれました。
感謝!!!