東京

 

なんでどうして君の方が

僕よりお酒が弱いのに

大人びたように見えるんだろうか

君のままでいたいんなんて言葉聞き飽きたから

うん、君が

君のままでいたいなんて言葉聞き飽きたから

このまま遠くに行っちゃって

東京

 

あれもう6月か。

5月はブログを一回しか更新しなかったな。

文章を書く日常が非日常になってしまった。

 

中野に引っ越してから彼氏がよく家に泊まり来るようになった。別にそれが嫌なわけではないけど、

今日彼氏が脱ぎ捨てた黒いパンツが実家の猫みたいに見えてしまったからそろそろ本当に存在が当たり前になってしまっている気がする。

高校の時に部活が一緒でほぼ毎日を過ごしていた友達が、地元の大学を出て東京に就職し、最近はよく遊んでいる。昨日「てか明日も会うじゃん!またね〜」と言って新宿駅で別れた時、18歳のわたしを思い出したな。高校時代は毎日一緒にいるのが当たり前で、大学入ってから半年に一回しか会えなくて(帰省の時だけ)、四年を経てまた結構な頻度で遊べていることは四年間を取り戻そうとしている感じがして良い。

その子と最近たくさん会えて嬉しいと話したら「わたしは当たり前じゃないんだから、安心しちゃダメだよ」と言われた。ドキッとした。

何事も当たり前ではないんだよな〜心に留めておきたいことなのに結構忘れてしまったりする。

みんなにもわたしのことを当たり前だと思って欲しくないな。

 

仕事を始めて2ヶ月たった。特に大変ではない。ていうか全然大変じゃない。赤ちゃんでもできるわ。

最近は会社の人にどこまで自己開示していいかわからなくて悩んでいる。

こないだ新入社員向けに社長が講話をしてくれたんだけど、自己開示をすることで相手とのコミュニケーションが生まれる、みなさんも自己開示を恐れずに仲間とコミュニケーションを取っていきましょうという話を冒頭にしていた。わたしはむしろ自己開示をしすぎて引かれてしまうことが多い。

自分の当たり前も相手の当たり前も同じだと思って接すると引かれることがある。自分と相手は違う人間だから引かれることは当然ともいえるが。

 

前に友達と遊んで腕にヘナタトゥーを入れてもらった。2週間くらいで消えるし、職場の人に見えてもお客さん先で見せなければいいかと思っていた。実際に客先では長袖の作業着をまくることもせず、作業をしていた。事務所に戻ってから腕まくりをして日報を書いてたら、研修先の会社の人に「それ何〜?」と聞かれたので「ヘナタトゥーです〜」と会話し、散々ヘナタトゥーの話をした後に「へ〜気持ち悪いね」と言われて、これまでの会話何?!と思ったし、わたしとこの人は完璧に違う人間なんだと思い知らされて少し悲しかった。悲しい思いをするなら自己開示などしなければよかったとも思った。

 

自分のことを、誰に話せば・どこまで話せば引かれることがないのか、探りながら自己開示をしていくことはとても難しいな。

結局当たり障りのないことを話すしかない気がする。うーん。けどそれって社長が話していた自己開示をしてコミュニケーションを取ろうねという主張からは逸れてしまっているとも思うんだよな。

ちょうどいい塩梅を探したい。

 

言いたいことも言えないこんな世の中なんてpoison状態じゃん。

 

君のままでいたいなんて言葉聞き飽きたから

うん

このまま遠くへ行っちゃって