わたしが文章を書く理由

 

仙台に旅行に行ってきた。

少しの縁で、ツイッターで知り合った男の子と合間を縫ってカフェに行ってお話をした。

その子は短歌を詠む人で、少しの作品しか見たことがないけれど綺麗な歌だと思った、その子の長い文章を読みたいと思った。

お茶した時、文章を書かないの?と聞いたら自分には短歌の方が合ってるから、文章で書けること31音でよめちゃうからなぁ、と答えていた。

 

確かに人には向き不向きとか好き嫌いとかあるから、その子が文章を書かない理由を聞いた時とても納得してしまった。

じゃあ自分がブログだったり長い文章を書く理由は何なんだろうと考えてしまった。

 

わたしは多分、文章を書く理由はなくて、みんなに自分のことをわかってほしいだけなんだろうなぁとおもう。わかってくれても、わかってくれなくても、どっちでもいいから、今この瞬間に、わかってくれる人が少しでもいたらいいだけなんだろうなぁと思った。

実際に、わたしが書いた文章で、みんながあすみが書いた文章で泣いたよ、とか共感したよって言ってくれることがすごい嬉しくて、みんなが言葉にできないことを言葉にしていきたいなと思っていた。そういうことなんだなとおもう。だから頑張りたい。みんなの昇華されなかった気持ちをわたしの文章で昇華したい、頑張りたい、という気持ちしかない。わたしは多分、自己満もあるけど、そういう気持ちで文章を書いてるんだと思う。これからもがんばる。

だから、みんな見放さないでね、がんばるから。

 

 

あと最近、短歌を詠む人が近くにできたから短歌を詠みました。評価ください。

 

 

神さまが わかるところに行こうかな暗闇の向こう目的地は昼


あなたとの旅がもうすぐ始まって気づけばここが雪の境目


出ておいでここは真っ赤なユートピアふたりしかいない国を作ろう


いつまでも覚えていたいあの景色冷凍保存できたらいいのに


自殺してハイになったらどうなのかな?わたしの嫌いなあなたそっくり


いつの日か卒業できる時がくるよねほんとの自分は誰も知らない


だいすきなあなたに文をほめられたい嘘ついててもわかるんだから


青信号1人で渡れど怖くない横断歩道にあの日のふたり


できるだけ長く一緒にいれたらいいじゃんバラの花束しあわせあげる


インスタで全てをわかったふりをしないで本質を見て射抜いてほしい


丁寧な昨日の贖罪記憶する充電がない携帯電話


めんどくさいあなたに言って何になる自分のことは自分で守る


次はいつ待ち合わせするの夢の中あなたが会いに来てくれるよね


女子高生踊ってくれよTikTok交われないままマックの隅っこ