わたしが自殺した理由

 

インターネットでアカウントを消す仮想的な自殺をして、1日で終わった。

自分のアカウント名が表示されて、存在しませんと書かれている画面は本当に消えてしまったようだった。

 

インターネット自殺をしたのは、いろんなことがうまくいかないという大前提の理由があるけれど、1番は彼氏のことだった。自殺する理由になるくらいだからやっぱり恋人は他人ではないのかもしれない。

 

彼氏の自分に見せない一面を見てしまうことが怖くて見ないようにしていたのに、インターネットの波の中でたまたま見てしまった。わたしの知らない彼氏がいて、わたしに見せている一面とまったく違う気がして怖くてつらくなった。こんなに楽しそうなら彼氏の人生にわたしは必要ないのではないかと思う。アイドルとオタクの友達といた方が生き生きしていて、そっちの方がいいんじゃないかなあ。と思ったのが1番。自分が1番必要とされたい人に、必要とされていないんじゃないかと思わされることがとってもつらい、逆に彼氏はわたしに対してそう思うことがあるのかわからない。わからないから、必要とされていないと更に思えてくる。ラインの返信も遅いし、なにしてるのかわからないし、セックスのためだけに会っている気もするし、わたしは君の何かになれているのか?心を満たせる存在になれているのか?支える何かになれているのか?まったくわからない。もしわたしが嫌なことをしていたら伝えてほしいと伝えているのに伝えてくれない。今までのこと全部嘘みたいで、信じきってインスタグラムにツーショット載せているわたしが本当にバカみたいだ。なんのために生活していて、バイトして、大学に通っているのか、生きること、それ自体なんなのかわからなくなる。最近の生活でたまっていた鬱が今回のことをきっかけで膿のようにボロボロと出てきてしまった。

 

仮想的な自殺をしたことは誰にも気づかれなかった。一人暮らしのわたしが本当に家でしんでもやっぱり誰にも気づかれない気がする。

きえてなくなりそう。