花火大会

去年と今年とサークルの人と同じ花火大会に行った。来年は彼氏とこれたらいいなあとか思った。同じものをみて同じように綺麗だねと思いたい、笑いあいたい。なんて些細なことも叶えられなかったりするんだよなあ。恋人って特別なものと扱われがちだけど、それってやっぱり恋人以外の人といる時の自分と違う自分を感じられるからなのかなと考えた。いま読んでる本の中で、恋人について言及してるところがあるんだけど、「恋人といる時の自分を好きだと感じられるかどうかでその恋人のことを本当に好きかどうか自ずとわかるだろう」みたいな文章があって、それにのっとったらわたしはいまの恋人といる時の自分を好きかどうか断言できなくてわからなくなった。みんなは断言できますか?そう考えると自分のことを好きな瞬間ってそうそうないのかなって思っちゃうな。本当に好きな人、好きな瞬間ってむずかしい。誰かとセックスしてもただ消費してるようにしか感じられなくて悲しいなあ。最中は大丈夫なんだけど、終わった後に虚しくなってしまうの全然変わらない。前までは違ったのにね。前に友達が言ってた「セックスしたいわけじゃなくて、愛がほしいの」という言葉がすごく突き刺さっててセックスするたびになんだかわかんない虚しさばっかり。わたしも愛がほしいなあ。愛って単純に恋人だけじゃなくて家族とかいろいろあるけど、親族じゃない他人からの愛がほしいんだよね、自分で見つけるしかないんだけど。愛地獄。